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スマホ動画が続かない会社へ。私たちが講義で最初に伝えるのは「3秒」です


「動画、うちもやったほうがいいですよね」

越谷で経営者の方とお話ししていると、この一言をよく聞きます。そして、その次に必ず続くのがこちらです。

「一回やってみたんですけどね。……続かなくて」

私たち株式会社山崎メディアミックス(YMM)は、埼玉県越谷市で映像制作を20年以上やってきた会社です。加えて、企業や団体に向けたショート動画の講義を、これまで30講義以上させていただきました。その中で、受講される方の一番の悩みが「テクニック」ではないことが、はっきり分かってきました。

一番の悩みは、「続かない」です。

この記事では、私たちが実際に全10回の講義でお伝えしたこと、そして受講された団体さんの再生回数が実際に動いたときに何をしていたのかを、そのまま書きます。読み終わったら、明日の朝からスマホでできることが1つ残るように書いたつもりです。


CDOTさんで、全10回の講義をやりました

以前、CDOT(シードー)さんで、映像制作——とくにスマートフォンでの映像制作についての講義を、全10回にわたって担当させていただきました。

集客は、CDOTさんが商工会議所にチラシを入れる形でした。ですので、集まってくださったのは商工会議所の会員さん、つまり地元の中小企業の経営者の方が中心です。加えて、アナウンサーの方も1人受講されていました。

全10回というのは、単発のセミナーとは性質が違います。1回きりなら「いい話を聞いた」で終われますが、10回あると、途中で必ず現実がやってきます。

  • 2回目:やる気がある。撮ってみる。

  • 4回目:ネタが尽きる。

  • 6回目:忙しくなる。撮らなくなる。

  • 8回目:「続けるって、どうすればいいんですか」という質問が出る。

実際に、講義中に出た質問で一番多かったのは、テクニックの話よりも「これをどうやって続けていったらいいか」でした。私たちは10回並走したので、この現実を正面から見ることになりました。

これは、映像制作会社としては少し不都合な事実でもあります。「うちに任せてください」と言えば済む話を、「自分たちで続けられるようにしましょう」と言っているわけですから。それでも、私たちがこの形で講義をやっているのには理由があります。後半で書きます。


当時はAIがありませんでした。だから答えは「習慣化」でした

その講義をやっていた当時は、まだ今のようなAIがありませんでした。文章を考えてくれるAIも、構成案を出してくれるAIもない。あるのは、経営者の手の中のスマホと、限られた時間だけです。

そこで私たちがお伝えした答えは、シンプルなものでした。

軽いものから、毎日投稿していく。

つまり、習慣化です。

これは精神論に聞こえるかもしれませんが、逆です。むしろ「気合いを入れて、いいものを1本作る」ほうが精神論で、続きません。

なぜなら、動画づくりが止まる理由はほとんどの場合こうだからです。

「ちゃんとしたものを作らなきゃ」と思った瞬間に、腰が重くなる。

15秒の動画を1本出すために、企画書を書いて、台本を考えて、機材を用意して、休みの日を潰す。これでは、3本目までは行けても、10本目には届きません。中小企業では、社長も担当者も本業を抱えています。本業の合間に続けられる重さでなければ、そもそも制度として成立しません。

だから「軽いものから」なのです。

  • 現場に行った日に、10秒だけ撮る

  • 商品を並べた瞬間を、5秒撮る

  • 完璧じゃなくていい。今日出す

ハードルを下げることは、手を抜くことではありません。続く仕組みを作ることです。 そして、続いた会社だけが上手くなります。これは20年映像をやってきた実感でもあります。上手い人が続けているのではなく、続けた人が上手くなっています。

ちなみに、これは今ならAIが助けてくれる部分でもあります。「何を撮ればいいか分からない」でつまずく方には、ネタ出しや構成をAIに手伝ってもらう方法をお伝えしています。ただ、AIは「その会社固有の知識を持たない、優秀な新入社員」です。会社のことを何も知りません。だから、会社の知識を教え込む作業が必ず要ります。ここは私たちが一番大事にしているところなので、別の記事でも書いています。


越谷市観光協会さんの再生回数が、100〜200から爆上がりしました

受講されていた中に、越谷市観光協会さんがいらっしゃいました。

講義を受けていただいたあと、投稿のクオリティが目に見えて上がりました。そして、再生回数も爆上がりしました。

もともとは、100とか200という数字でした。地域の団体さんのアカウントとしては、珍しい数字ではありません。それが、あるとき明らかに数字の桁が変わった投稿が出ました。

(※到達した具体的な再生回数については、私たちの記憶があいまいなため、この記事では数字を書きません。正確に確認できたときに追記します。確認できていない数字を、それらしく書くことはしません。)

その爆上がりした投稿で撮られていたのは、花田苑でした。もう1か所あったのですが、そちらは私たちも覚えていません。

大事なのは、ここで何か特別な機材を入れたわけでも、プロが撮り直したわけでもない、ということです。撮っていたのは、講義を受けた観光協会さんご自身です。スマホです。

では、何が変わったのか。


変わったのはたった一点。「フィックスで3秒以上流さない」

教える前と後で、私たちが気をつけてもらったのは、カットを多くすることです。具体的には、この3つだけです。

1. 3秒以上流さない

1つのカットを、3秒以上そのまま流さない。これだけです。

2. 動きがあるカットなら、少し長くてもいい

カメラが動いている、あるいは被写体が動いている。画の中に変化があるカットなら、多少長くても見ていられます。

3. フィックス(固定)で3秒以上は、ちょっと長い

三脚やテーブルにスマホを置いて、固定で撮る。これがフィックスです。フィックスの画は情報が変わらないので、3秒を超えると急に「長い」と感じられます。だから短めに切る。

――以上です。

抽象論を1つも言っていないことに気づいていただけると思います。「魅力を伝えましょう」でも「ストーリーが大事です」でもない。明日そのまま手が動く具体です。

なぜこれが効くのか。ショート動画は、指1本でどんどん次に流れていくメディアです。ドーパミン中毒者向けのメディア、と言われるくらいに、次から次へと新しい動画が流れていく。その中で、変化のない画が3秒続くと、見ている人の指が動きます。逆に言えば、3秒ごとに画が変わるだけで、指が止まる時間が延びます。

再生回数というのは、多くの場合「最後まで見られたかどうか」に引っ張られます。だから、内容を変えなくても、切り方を変えるだけで数字は動きます。

もう1つ、私たちがよくお伝えしている目安があります。ショート動画は30〜45秒で終わる構成にするということです。長く作れば伝わる、は逆です。45秒に収めようとすると、伝えることが自然と1つに絞られます。1本1メッセージ。これも、続けるための設計です。

(動画編集アプリを聞かれることも多いのですが、私たちは InShot か VLLO をお勧めしています。スマホだけで、上の「3秒で切る」が問題なくできます。)


]受講された方の反応

参加された方からは、「受講してよかった」「学びになった」というご意見を多くいただきました。

私たちがこの講義でうれしかったのは、感想そのものよりも、その後に実際に投稿が続いた方がいたこと、そして数字が動いた団体さんがあったことでした。

講義は、その場で満足度を上げることは、実はそれほど難しくありません。難しいのは、講義が終わって、講師がいなくなって、その会社の中だけで回り続けるかどうかです。

私たちが「習慣化」と「3秒」という、地味な2つを渡しているのは、そこが理由です。派手なテクニックは、講師がいる間しか使えません。


私たちは「映像がうまい人」ではなく、「教えた相手の数字が動く人」でありたい

正直に言うと、映像制作会社としては、こういうやり方は効率が良くありません。

作ってあげるだけなら、こちらの手離れがいい。講釈を垂れるだけなら、時間で終わります。でも、その会社の人が自分で撮れるようになるところまで付き合うのは、手間がかかります。

それでもこの形をとっているのは、私たちが売っているものが、映像そのものではないからです。

私たちが売っているのは、「相談できる相手」であることです。

ITやAIや動画のことを、馬鹿にせずに、隣に座って聞いてくれる人。分からないまま契約させない人。不安を煽って売らない人。それが、YMMがなくなったときにお客さんが一番困ることだと考えています。

CDOTさんの全10回では、経営者の方やアナウンサーの方が抱えていた「続かない」に対して、習慣化という運用の答えと、3秒という具体の答えの両方をお渡ししました。その結果として、越谷市観光協会さんの再生回数は、100〜200から爆上がりしました。

これが、私たちが講師として一番大事にしていることです。


値札を出しておきます(お問い合わせください、では判断できないと思うので)

中小企業の広報でよくあるのが、「いいですね、で、いくらですか」が分からないまま終わることです。私たちも一度、誠実に無料で向き合い続けた結果、売上がゼロの月をいくつも作ってしまったことがあります。「いい人」のまま会社を潰しかけました。

助け続けるためには、線を引くことも誠実さのうちだと考えています。ですので、値札を先に書いておきます。

ショート動画制作:130,000円~

  • 内訳の目安:企画ヒヤリング 3万円/撮影1日 5万円/編集1日 5万円

  • 撮影・編集は「作業」なので、人日×単価で内訳を開示しています。ここを不透明にしません。

  • 「まずは雛形を1本作ってほしい」という会社さんに向いています。講義を聞いたうえで、最初の1本だけプロが作り、以降は自社で回す——という進め方が、一番続きます。

ショート動画の講義

同じ内容を、講義の形でも承っています。企画・撮影・編集を一貫して学んでいただく形です。回数・人数・会場によって変わりますので、ご相談ください(CDOTさんの例のように、複数回で並走する形も可能です)。

映像配信(イベント・勉強会などの配信)

  • 機材セッティング 5万円/日 + 立ち会い 5万円/日 = 1日 10万円

  • 2カメ以上で人が増える場合は +5万円/1人日

ExpertSYS(エキスパートシステム/AI技トレ):660,000円

  • 保守契約は2年目より 月5万円

  • 会社のナレッジ(知識)から答えを引き出すFAQシステムです。映像も引き出せます。技能承継、機械の使い方マニュアル、就業マニュアルなど。

  • 売り切りのシステムなので、補助金と相性が良いケースがあります。ただし、補助金の要件は毎年・公募回ごとに変わり、対象も企業ごとに違います。私たちは補助金の専門家ではないので「使えます」と断言はしません。一緒に調べて、必要なら専門家におつなぎします。(金額・要件・締切は公募要領で要確認)

※企画・構成といった知的生産の部分は、人日ではお出ししていません。別途お見積りとさせていただいています。


明日からできること(この記事の持ち帰り)

長くなったので、持ち帰っていただきたいことを3つに絞ります。

  1. 1カットは3秒まで。 フィックス(固定)なら、もっと短めに。動きがあるカットなら少し長くてもいい。

  2. 1本は30〜45秒。 長くすると伝わりません。1本につき言いたいことは1つだけ。

  3. 軽いものから毎日。 完璧な1本より、雑な10本のほうが会社は上手くなります。

これだけで、数字は動く可能性があります。実際に、動いた例を私たちは見ています。

そして、やってみて詰まったら——「ネタが出ない」「撮ったけど編集で止まる」「そもそも何を発信すべきか分からない」——そのときに、隣に座って一緒に考える相手として、私たちを思い出していただけたらうれしいです。

売り込むつもりはありません。まずは「3秒」だけ、明日試してみてください。



埼玉県越谷市/映像制作20年以上・AIコンサルティング・VibeCording®によるアプリ開発

 
 
 

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