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補助金が使えないんじゃない——「補助金の話ができるAI屋」がいないだけ
「AIを入れたい」で止まっている社長は、だいたい同じところで止まっている 越谷やその周辺で、経営者の方とお話ししていると、同じ言葉を何度も聞きます。 「AIね、うちもやったほうがいいとは思ってるんだよ」 そのあとに続くのは、たいてい次のどちらかです。 「でも高いんでしょ」 「でも、誰に頼めばいいのか分からない」 私たちは、この二つは別々の悩みではないと思っています。同じひとつの詰まりの、表と裏です。 「高い」で止まっている社長は、実は金額そのものより先に、その金額が妥当なのかを一緒に考えてくれる相手がいないことで止まっています。見積もりが1枚あっても、それが高いのか安いのか、判断する材料がない。比べる相手もいない。だから決められない。 そして「補助金が使えるらしい」という話を聞いても、今度はこうなります。 「じゃあ、その話は誰にすればいいんだ?」 ここから先が、この記事の本題です。 補助金が使えないのではありません。話ができる相手が、構造的に少ないのです まず、はっきりさせておきたいことがあります。 AIツールの導入で、補助金が使えるケースはあり
清彦 山崎
5 日前読了時間: 11分


「入れば必ず、何か役に立つ」——YMMがタダで作ってしまう理由
私が尊敬している、ある営業マンの話 私が尊敬している営業マンがいます。飛び込みで、何件も仕事を取ってくる人です。 なぜあの人は取れるんだろう、と長いこと考えていました。口が上手いから、ではありません。押しが強いから、でもない。あの人と話していて分かったのは、たった一つのことでした。 「自分がそこに入れば、必ず何か役に立つ」と、本気で思っている。 これだけです。だから断られても折れない。売りに行っていないからです。売りに行った人は、断られると自分を否定された気になります。でも「役に立ちに来た」人は、断られても「今日は要らなかっただけだな」で終わる。翌日また別の扉を叩ける。 この話を、私たちの会社に置き換えたらどうなるか。それが今日書きたいことです。 結論から言うと、こうなりました。 呼ばれてから行くのをやめて、入った先で必ず何か置いてくる。 きれいごとに聞こえるかもしれません。ですので、この3年で実際に何を置いてきたのか、具体的に3つ並べます。全部、越谷とその周りで起きたことです。 置いてきたもの その①:七夕のアプリを、無料で作った...
清彦 山崎
8月26日読了時間: 10分


「なぜ、うちの会社なのか」——高校生にそれを聞く前に
面接官の席に、4年座っています 私は高校の模擬面接官を4年やっています。生徒の面接練習の相手役です。埼玉県越谷市で映像制作とAIの会社をやっている人間が、なぜ面接官の席に座っているのか。ご縁があって呼ばれ、続けているうちに4年になりました。 私が生徒に言っていることは、ひとつだけです。 「自分のストーリーを乗せて、なぜその会社に行きたいのかを話して」 これしか言いません。話し方の型も、模範解答も教えません。あなたがこれまで何をしてきて、その先にどうしてこの会社があるのか。そこを自分の言葉でつなげてくれ、と伝えています。 生徒たちは真面目です。言われたとおり、自分のストーリーを一生懸命に組み立てようとします。 ただ、練習を重ねるうちに、私のほうが気づいたことがありました。 生徒が持っている材料の量が、あまりにも少ない。 「なぜその会社か」を語る材料は、どこにあるのか 考えてみてください。高校生が「なぜ御社なのか」を語るには、御社のことを知っていなければ話になりません。 では、その子は御社の何を知っているのか。 手元にあるのは求人票です。会社の名前、
清彦 山崎
8月18日読了時間: 8分


AIのトラブル、社外の専門家しか相談先がない——越谷の中小企業が、社内にAIの知識を溜めていく順番
「何かあったとき、誰に聞けばいいんですか」 先日、越谷でAIの話をしていたときのことです。ひととおり説明が終わったあと、社長さんがぽつりとおっしゃいました。 「AIを導入するのはいい。でも、動かなくなったとき、うちの誰に聞けばいいんですか」 これは、とても正しい心配です。 パソコンが壊れたら、出入りの業者さんに電話する。コピー機が止まったら、リース会社のサポートに電話する。では、AIがおかしなことを言い始めたときは、どこに電話するのか。 大企業には情報システム部があります。専任の担当者がいて、社内で切り分けができる。けれど、社員数人から数十人の会社に情報システム部はありません。社長がパソコン係を兼ねている会社も、越谷にはたくさんあります。 つまり、相談先が最初から社外にしかない。 これがAIで止まる、いちばん大きな理由だと私たちは見ています。 技術がむずかしいから止まるのではありません。「困ったときにどうにもならない」から、そもそも始められない。 この記事では、中小企業がAIでつまずく代表的な5つの場面を挙げたうえで、私たちが自分の会社で実際にや
清彦 山崎
8月13日読了時間: 11分


スマホ動画が続かない会社へ。私たちが講義で最初に伝えるのは「3秒」です
「動画、うちもやったほうがいいですよね」 越谷で経営者の方とお話ししていると、この一言をよく聞きます。そして、その次に必ず続くのがこちらです。 「一回やってみたんですけどね。……続かなくて」 私たち株式会社山崎メディアミックス(YMM)は、埼玉県越谷市で映像制作を20年以上やってきた会社です。加えて、企業や団体に向けたショート動画の講義を、これまで30講義以上させていただきました。その中で、受講される方の一番の悩みが「テクニック」ではないことが、はっきり分かってきました。 一番の悩みは、「続かない」です。 この記事では、私たちが実際に全10回の講義でお伝えしたこと、そして受講された団体さんの再生回数が実際に動いたときに何をしていたのかを、そのまま書きます。読み終わったら、明日の朝からスマホでできることが1つ残るように書いたつもりです。 CDOTさんで、全10回の講義をやりました 以前、CDOT(シードー)さんで、映像制作——とくにスマートフォンでの映像制作についての講義を、全10回にわたって担当させていただきました。 集客は、CDOTさんが商工会
清彦 山崎
8月11日読了時間: 9分


見積書の「一式」で止まっていませんか——映像・AIの値段が読めない理由
「お見積り、一式で120万円です」 映像を頼もうとして、こういう見積書を受け取ったことはありませんか。 ``` 映像制作一式 1,200,000円 諸経費 120,000円 ―――――――――――――――――― 合計 1,320,000円 ``` 紙は1枚。数字は2つ。書いてあることは、ほぼ何もない。 社長は困ります。高いのか安いのか分からない。値切っていいのかも分からない。「じゃあ100万円になりませんか」と言ったとき、何が削られるのかが分からない。削られたものが、実は一番大事な部分かもしれない。 だから決められず、見積書は机の端に置かれたまま3か月経ちます。私たちが越谷や近隣の経営者からいちばんよく聞くのは、「高くて断った」ではなく「分からなくて止まった」という話です。 この記事では、なぜ映像やAIの見積りは中身が見えないのか、その理由を正直に書きます。そのうえで、社長が明日の相見積りで使える「内訳の見方」をお渡しします。YMMに頼まなくても使える話です。 なぜ「一式」になるのか——3つの、わりと正直な理由 業界を責めたいわけではありません。
清彦 山崎
8月6日読了時間: 10分


「講義を撮りたいけど時間がない」——2日で20本撮る段取りの話
この記事で言いたいこと(1行) 「講師を長く拘束できない」「編集に何ヶ月もかけられない」——その悩みは、撮り方の段取りで解けます。 講義動画がなかなか作れない、本当の理由 「社内の講義や研修を動画にしたい」。よくいただく相談です。でも、たいてい止まる。理由は2つあります。 ひとつは、講師の時間です。専門家ほど忙しく、何日も収録に付き合ってもらうのは難しい。社内のベテランに講師をお願いする場合も、その人が現場を離れる時間は、そのまま業務の穴になります。もうひとつは、編集期間です。撮ったあと「納品まで数ヶ月」と言われて、そのうち予算や優先順位が変わり、話そのものが流れてしまう。この二つが、講義動画をあきらめさせる大きな壁になっています。 実例:教育コンテンツ20本を、2日で 抽象的な話だけでは伝わりにくいので、実際にやった仕事の数字を出します。 ある教育コンテンツの制作では、20本を約120万円で、2日間で撮り切りました。1日あたり10〜12本のペースです。「20本も撮るなら、何週間もかかるのでは?」と思われるかもしれませんが、そうはなりませんでした
清彦 山崎
8月4日読了時間: 6分


AI導入に補助金を使いたいのに、頼める相手が見つからない——その構造の話
AIを使った補助金でちょうどいい業者が見つからないのは制度のせいかもしれません。
清彦 山崎
7月30日読了時間: 6分


「AIの提案を疑える人」は、現場で20年やってきた人のこと
「AIに詳しい人」を探しても、うまくいかない理由 「AIを入れたいんだけど、うちみたいな会社でも使えるのかな」——越谷や埼玉東部の経営者の方から、こういう相談をよくいただきます。そのとき多くの方が、まず「自社の分野でAIに詳しい人はどこにいる?」と探し始めます。でも、たいていそこでつまずきます。 理由はシンプルです。AIは、あなたの会社のことを何も知らないからです。 私たちは、AIのことを「会社固有の知識を持たない、優秀な新入社員」だと考えています。地頭はいい。言葉づかいも丁寧。計算も速い。でも、あなたの現場で何が起きているかは知りません。だから、どこかで拾ってきたような平均的で当たり障りのない答えしか返せない。よそ行きの言葉は上手でも、あなたの会社の“正解”は持っていないのです。 つまり、本当に必要なのは「AIに詳しい人」ではありません。AIに教え込む側の人間——「自分の仕事の正解を知っている人」です。それは多くの場合、その現場で20年やってきた人のことです。 現場には、AIが知らない“言葉”がある 具体的な話をします。 以前、ある運送倉庫の会
清彦 山崎
7月28日読了時間: 6分


うちわのQRコードは読まれたのか?夏祭りアプリと集計の話
夏祭りの定番、うちわに仕掛けを 今年もせんげん台に夏祭りの季節がやってきました。7月18日・19日の2日間にわたって開催された千間台西口商店会の夏祭り。会場で配られたのは、加盟店の名前が提灯やひまわりのイラストに散りばめられた、涼しげなうちわです。手に取るとつい、知っているお店の名前を探してしまうデザインです。 そしてこのうちわ、裏返すと真ん中にQRコードが印刷されています。ここが今年の仕掛けです。YMM(株式会社山崎メディアミックス)は、このQRコードの先にあるWebアプリの制作で協力させていただきました。 読み取るたびに、商店会のお店に出会える QRコードを読み取ると、商店会の加盟店がランダムで表示され、お店の情報と場所がわかる仕組みになっています。 https://ymm4u.com/sgdw おみくじのような感覚で、読み取るたびに違うお店に出会える。うちわを片手に「へえ、こんなお店あったんだ」と眺めてもらえたら、それだけで商店会を知る入口になります。お祭りのにぎわいの中心はどうしても飲食の屋台になりがちですが、商店会には薬局も、学習塾も、
清彦 山崎
7月21日読了時間: 3分


七夕まつりの後日譚。アプリが言葉の壁を越えた日
せんげん台の七夕まつりが終わって、少し経った頃のことです。 埼玉県立大学の学生さんから、動画と写真が届きました。 そこに映っていたのは、留学生の皆さんが七夕アプリの画面をのぞき込みながら、作品を選んでいる様子。私が知らないところで、このアプリは新しい役割を果たしていたのです。 前回の記事では、七夕まつりを支えたWebアプリの仕組みと、イベント初日に「その日のうちに機能を追加した」出来事を書きました。今日はその後日譚と、そこから生まれた次の構想についてお話しします。 「翻訳、どんぴしゃで出ますよ」 この試みを行ってくださったのは、埼玉県立大学の文化人類学がご専門の浅川泰宏教授です。 浅川先生は、昨年からせんげん台七夕まつりに参加されている方で、今回のアプリ開発でも、企画の段階からさまざまなご意見をいただきながら一緒に作ってきました。 その浅川先生が、祭りの最終日あることに気づかれます。 このアプリはWebブラウザで動く。ということは、ブラウザの翻訳機能で文字を英語に変換できるのではないか――。 現地で試しに動かしてみたところ、作品の写真と一緒に掲載
清彦 山崎
7月15日読了時間: 4分


商店街×大学×小学校をつないだ七夕アプリの舞台裏
せんげん台七夕祭り2026Webアプリ 7月4日、せんげん台西口エリアの七夕まつりが、おかげさまで大盛況のうちに幕を閉じました。 当日、私はメインブースの近くにいました。 「うちの子の短冊、どこにあるんですか?」 そう聞かれるたびに、スマホの画面を一緒にのぞき込みます。小学校を選んで、学年を選んで、クラスを選ぶ。すると、短冊が飾られているお店の名前と地図が表示される。 「あ、あのお店ですね!」と歩き出す親子の背中を、当日だけで10組以上お見送りしました。 その画面に映っていたのが、今日ご紹介するWebアプリです。 この記事では、今年の七夕まつりを支えたアプリの仕組みと、イベント当日に現場で起きた「ある出来事」を、自治体や商店街振興組合の皆さまに向けてお伝えします。 「どこに飾ってあるの?」を解決するアプリ 七夕祭り2026アプリ https://ymm4u.com/tanabata2026/ 今年のせんげん台の七夕まつりには、3つの主役がいました。 ひとつめは、千間台小学校と大袋北小学校の児童たちが書いた短冊。 ふたつめは、埼玉県立大学で民俗学を
清彦 山崎
7月7日読了時間: 5分


「儲かっていないから、いい」── 種まきの季節に届いた、ひとつの講義依頼
先日、日本大学商学部・長谷川英伸先生の研究室を訪問してきました。 長谷川先生は、以前から埼玉中小企業家同友会の景況調査レポートを書いてくださっている方です。その視点や姿勢に前々から強く共感していて、思い切ってお願いし、研究室にお邪魔させていただきました。 会ってみると、思った以上に意気投合。AIを使ったさまざまな提案、産学連携のアイデア、そして中小企業がいま置かれている状況とこれからの話まで、話題は尽きませんでした。研究室での議論だけでは収まりきらず、近くの中華屋さんに場所を移しての懇親会(サシ飲みです・笑)まで。気づけば、かなり濃い一日になっていました。 「儲かっていないですよ?」「だからいいんです」 その流れのなかで、こんなお話をいただきました。 「山﨑さんに講義をしてほしいのだけど」 正直に「え? だってうち、儲かってないですよ?」と返したところ、先生は少し恐縮しながら、こうおっしゃいました。 「だからいいんです」 失礼な言い回しですみません、と気を遣ってくださったのですが──これが、まさに核心を突いた言葉でした。 弊社YMMは、ありがたい
清彦 山崎
6月30日読了時間: 3分


営業が苦手すぎて、AIに肩代わりしてもらうことにしました
うちの会社、株式会社山崎メディアミックスは、たいして儲かっていません。 中小企業って、たぶん営業がそんなに得意じゃない。で、私はその中でもダントツに下手くそです。 理由はわかってます。「職人マインド」ってやつ。目の前のものづくりに没頭していたい。誰かに会って、話して、頭を下げて、仕事をもらってくる。その時間のことを考えると、つい手が止まる。止まるというか、逃げてる。 たぶん、これを読んでいるあなたにも、心当たりがあるんじゃないでしょうか。 「SEOを頑張れば仕事は来る」。本当に? 私みたいな人間のところには、よくこういう話が来ます。「SEOやりなよ。やれば仕事は来るから」。 先日も、経営者の集まりでこんなことを言われました。 SEOってのは、薄い紙を1枚ずつ重ねていくようなもんだよ。それが厚みになって、ある日ふっと問い合わせが来る。 わかります。痛いほど、わかる。実際、SEOを死ぬほどやり込んで、1000ページ規模のサイトから仕事を取ってる友人もいます。すごい。尊敬します。私もできることならやりたい。 でも。 毎日コツコツ積めば必ず報われるなら、
清彦 山崎
6月24日読了時間: 4分


今年もやります!七夕祭りイベントアプリ制作秘話
今年も、せんげん台の夏が動き出します 七夕の季節がやってきました。せんげん台西口エリアの商店会では、今年も七夕祭りを開催します。そして今年も、YMM(株式会社山崎メディアミックス)がイベント用のWebアプリ制作で協力させていただきました。 毎年この時期になると、商店会の店先が少しずつ色づいていきます。笹が立ち、短冊が揺れ、街全体がそわそわと夏の準備を始める。その風景を、スマホからもっと楽しんでもらうための仕掛けが、今年のアプリです。 笹に揺れるのは、願いごとだけじゃない 今年の七夕祭りで店舗に飾られるのは、笹と短冊だけではありません。埼玉県立大学で文化人類学を学ぶ学生さんたちが、全国各地のお祭りをオブジェで表現した作品も、笹と一緒に各店舗を彩ります。 ねぶた、阿波おどり、祇園祭――地域の子どもたちの「願い」と、日本各地に受け継がれてきた「祭り文化」が、ひとつの商店会に並ぶ。考えてみると、これはなかなか贅沢な光景です。小学校、大学、商店会、そしてYMM。立場の違う人たちが、それぞれの得意を持ち寄って、ひとつの夏のイベントを形にしている。アプリは、そ
清彦 山崎
6月17日読了時間: 4分


模擬面接官4年目の私が「AI面接評価アプリ」を作っている理由
こんにちは。株式会社山崎メディアミックスの山崎です。 私は埼玉県三郷市の高校で、就職を希望する生徒たちの模擬面接官を4年間務めています。毎年、緊張で声が震える生徒、早口になってしまう生徒、「えーと」「あのー」を連発してしまう生徒……たくさんの高校生と向き合ってきました。 そのなかでずっと感じていた課題があります。 面接練習は「やりっぱなし」になりがちだということです。 早口、フィラー語(えー、あのー)、長すぎる間。こうした話し方の癖は、本人にも、実は先生にも正確には見えていません。採点も先生の主観に頼らざるを得ず、記録も残らない。せっかくの練習が、次につながりにくいのです。 そこで今、YMMで開発しているのが**面接評価AIアプリ(student-interview-ai)**です。まだ未完成ですが、今日はその中身をご紹介します。 入室後に録音ボタンを押して項目を選択するだけ! このアプリのコンセプトはシンプルです。 面接を丸ごと1本録音するだけで、文字起こしから話し方の数値化、AIによる振り返り資料の生成までを自動で行う。 流れはこうです。..
清彦 山崎
6月10日読了時間: 4分


全自動なのに、嘘がない。AIブログの“次”をつくりました
「全自動でブログが書けるアプリ」——そう聞いて、あなたはどう感じましたか? 正直に言うと、私はこの言葉を使うのを少しためらっています。だって、いま世の中にあふれている「全自動ブログ」の多くは、AIに既存の記事を言い換えさせて量産しているだけ。読んでも中身がない。そして何より、Googleはもう、そういう記事をはっきり評価しなくなりました。 それでも私は、ブログを自動で回す仕組みをつくりました。なぜか。 革新は「自動だから」ではないんです。ネットのどこにも存在しない一次情報と、人の承認を、自動の速さで回せること——ここに意味があると考えたからです。 量産AIが負けて、何が生き残るのか ここ数年、検索の世界で起きていることはシンプルです。AIで言い換えただけの記事は沈み、生き残るのはたった2種類になりました。 ひとつは、どこにもない一次情報。誰かが現場で見て、聞いて、自分の言葉でまとめた知識です。 もうひとつは、誰が責任を持っているかが見える信頼。書きっぱなしではなく、人の判断が通っているコンテンツです。 私がつくったアプリは、まさにこの2つを軸に設
清彦 山崎
6月2日読了時間: 4分


脱弥生会計…AIに決算報告をお願いしたらすんなり税理士さんに書類が渡せた件
預金とカードを「紐づける」だけのはずが、3日溶けた 毎年やってくる、あの憂鬱な季節。決算です。 私はオンライン会計ソフトが、どうしても好きになれません。 今回も弥生会計のオンライン版で、銀行のCSVとクレジットカードのデータを取り込み、紐づけ作業をはじめました。 預金出納帳とカードがちゃんと紐づけば、「預金から引き落とされたカードで、いつ・何を買ったか」が自然につながるはずですよね。普通、そう思いますよね。 ところが、これが一発でキレイに紐づかない...(弥生会計に限らず、たぶん多くのソフトが似たようなものだと思います。) 何度チェックしても、システムをつくった人が整理した項目立てと、実際に使う私が確認したい紐づけが、どうもズレている。これは完全に「プロダクトアウト」だなと感じます。 作る側が「この方が作りやすいでしょ」で組んでいて、使う側に「慣れてよ」という空気が、うっすら漂っていますよね。 案の定、CSVを取り込んでも思うように紐づかず、手作業で全部チェックする羽目に。気づけば3日。(いや、日頃からちゃんと記帳しろという話で、そこは私が悪いの
清彦 山崎
5月26日読了時間: 4分


越谷でAI講座と、翌日のVibeCordingマンツーマン。2日間で見えたこと
5月17日(日)に越谷市下間久里のレンタルスペース「かや」さんでAI講座を開催し、翌18日(月)にはVibeCordingのマンツーマンワークショップも実施しました。 まずは、講座にお越しくださった15名の皆さんに、心からお礼を申し上げます。土曜日の貴重なお時間を、私のお話のためにいただけたこと、本当にありがたく思っています。今日はその2日間で何があったのか、書いてみたいと思います。 AIは「あなたの代わり」ではなく「あなたの拡張」 講座の冒頭でお伝えしたのは、AIに対する根本的な見方を一度リセットしてほしい、ということでした。 電卓が登場したとき、人は計算の作業から解放されて「何を計算するか」を考えるようになりました。検索エンジンが普及したとき、本を探し回る時間が消えて「何を聞くか・どう選ぶか」が大事になりました。 AIも同じです。失われるのは「仕事」ではなく「作業」のほうです。お客様との関係づくり、現場の感覚、責任を取ること、そしてあなたにしかない物語——これらは人にしかできない「仕事」として、これからも残り続けます。 「プロンプトの上手さ」
清彦 山崎
5月19日読了時間: 4分


「AIに仕事を奪われる」の本当の意味―― 消えるのは"職業"ではなく"作業"です
ある一つの誤解から、お話を始めさせてください 「AIに仕事を奪われる」――。 最近、本当によく耳にする言葉です。ニュースを開けば「○○の職業はなくなる」、SNSを覗けば「△△の業界はもう終わり」。経営者として、個人事業主として、そして一人の働く人として、この言葉に心がざわつくのは、ごく自然なことだと思います。 ですが、結論から先にお伝えします。 その捉え方には、大きな誤解があります。 2026年3月5日、私が日頃お世話になっているClaude(クロード)を開発するAnthropic社が、興味深いレポートを公開しました。タイトルは「Labor market impacts of AI(AIの労働市場への影響)」。 これまでにあった「理論上AIに置き換わる仕事」を予測するレポートではありません。Claudeが実際にどう使われているかという生のデータをもとに、「AIで本当に何が起きているのか」を分析したものです。 そこに書かれていたのは、私たちが漠然と抱いていた不安とは、まるで違う現実でした。 「全部置き換わる」は、起きていない まず、最も大事な数字を
清彦 山崎
5月13日読了時間: 7分