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AIに詳しくなくていい。地元の会社に顔を出せる人を探しています
最初に、いちばん大事なことから AIに詳しい人を探しているのではありません。 私たち株式会社山崎メディアミックス(YMM)は、埼玉県越谷市の小さな会社です。映像制作を20年以上続けてきて、いまは中小企業の仕事をAIで少し楽にする手伝いもしています。 その仕事を、地元へ届ける仕組みをつくろうとしています。越谷・春日部から始めます。 必要なのはAIの知識ではありません。地元の会社に「こんにちは、お変わりないですか」と顔を出せること。 いちばん大事なのはそこです。 正直に言うと、私自身、営業がとても苦手です。だから「営業が得意な人を雇えばいい」という話でもありません。苦手な人間が、それでも地元の会社に届ける方法を考えた結果が、この仕組みです。 ヤクルトさん、ダスキンさんを思い浮かべてください ヤクルトの方が職場に来てくれる場面を思い出してみてください。乳酸菌の仕組みを細かく説明できる人はあまりいません。それでも買う人が続くのは、「いつもの人が、いいものを届けてくれる」からです。 ダスキンも同じです。モップの交換に月いくらか払うのは、モップが欲しいからで
清彦 山崎
2 日前読了時間: 6分


AI経理を2社に入れて分かった、導入前によく聞かれる質問と答え
AI経理は、これまでに埼玉県東部の2社に入れました。1社は通所介護(デイサービス)の会社、もう1社は設計事務所です。会計ソフトは、1社がfreee、もう1社が弥生会計からfreeeへ移ろうとしているところでした。 この記事では、導入前によく聞かれる質問に、この2社でやってみたことだけで答えます。うまくいかなかったことも、できないことも書きます。 うちはfreee/弥生会計ですが、使えますか AIが経理を全部やってくれるんですか 給与や労務もやってくれますか 導入の日は何をするんですか いくらですか 会社の帳簿のデータは、どこかに送られるんですか うまくいかなかったことはありますか 向かない会社、できないことはありますか Q1. うちはfreee/弥生会計ですが、使えますか 使えます。入れた2社も、freeeと弥生会計でした。 AI経理は、御社が今まで付けてきた帳簿を読むところから始めます。前の年の総勘定元帳と試算表を、会計ソフトからCSVで書き出してもらい、AIに読ませます。 そうすると、御社が使っている勘定科目、「この取引先はこの科目」という対
清彦 山崎
10月14日読了時間: 5分


「同じ会社のデータなのに、毎回そろえ直していた」——焼き鳥屋さんとの雑談で、ある社長が話してくれたこと
昨日収録のあと、雑談の席でのことです。 その日一緒にいたのは、焼き鳥屋さんの店主でした。お店をひとりで切り盛りしている、いわゆる1人社長です。収録が終わって肩の力が抜けたころ、話が経理のことになりました。 店主さんの悩みは、2つでした。 ひとつは、経理に時間を食われること。仕込みも、焼きも、お客さんの相手も自分。そのうえで帳簿もつける。1人社長は、とにかくやることが多い。 もうひとつは、炭火を起こすのが大変なこと。 炭のほうは、先に正直に書いておきます。こればかりは、AIでは楽になりません。 火を起こすのは、今も人の手です。ただ…この炭もかなり技術革新がすすんでいるみたいで…それはまた別のお話。 経理の話に反応したのが、その場にいた、福祉の事業をしている会社のS社長でした。S社長の会社には、私たちのAI経理を入れていただいています。 この記事は、そのときS社長が話してくれたことの記録です。 「同じ会社のデータなのに」 S社長が話してくれたのは、AI経理を入れる前に毎回やっていた作業のことでした。 ※ここから先のS社長の話は、その場で伺った内容を私
清彦 山崎
10月6日読了時間: 6分


社長の相談相手は、何人いますかAI社長
「経営者は孤独だ」とよく言われます。聞き慣れた言葉なので、つい流してしまいます。でも、数字で見ると、この言葉はかなり重いです。 ラクスルが2026年に行った調査(従業員2〜100名の中小企業経営者・幹部300名)で、「客観的な視点から本音で意見を交わせる社外の相談相手はいますか」と聞いたところ、「十分にいる」と答えた人は15%でした。「全くいない」が28%、「いるけれど十分ではない」が57%。合わせて85%の社長が、相談相手が足りないと感じています。 しかも、事業が縮小している会社に絞ると、「全くいない」が51.7%。半分を超えます。うまくいっていないときほど、相談相手がいない。あるいは、相談相手がいないから、うまくいかなくなる。どちらが先かは分かりませんが、両方だと思います。 税理士さんには、経営の話はしにくい 相談相手が「いる」と答えた人に、誰なのかを聞いた調査もあります。中小企業庁の小規模企業白書(2020年版)では、規模を問わず一番多いのが「税理士・公認会計士」でした。 これは、よく分かります。毎月会っているし、会社の数字を全部知っている
清彦 山崎
9月29日読了時間: 6分


ショート動画が止まる理由は、機材でもネタでもない(AI問い合わせシステム)
「ショート動画、うちもやりたいんだけどね」 交流会でよくいただく相談です。そしてほとんどの社長が、同じところから話し始めます。「何を撮ればいいのか分からない」。 お気持ちはよく分かります。ただ、20年以上映像の仕事をしてきて、はっきり言えることがあります。 実際に止まるのは、そこではありません。 撮ったあとに、壁が出てくる ショート動画を始めた会社が止まるとき、出てくる言葉はだいたい決まっています。 「あれは先に会長に見せてからにしてくれ」 「職人さんがカメラを嫌がって撮れない」 「元請けの手前、あれは出さない方が」 どれも、撮ったあとに出てきます。そして1本目で止まります。 機材の問題ではありません。ネタ切れでもありません。社内の段取りの問題で、ほとんどの会社が止まるのです。 どの会社にも「文書になっていないルール」がある 誰に先に話を通すべきか。誰の顔を立てるべきか。どこは見せてはいけないか。 こうしたルールは、就業規則にも業務マニュアルにも書いてありません。長く勤めた人が体で覚えていて、新しく来た人は踏んで初めてその存在を知ります。...
清彦 山崎
9月22日読了時間: 3分


経理で本当に大変なのは、入力じゃなくて確認だった
決算書類を税理士さんに出したあと、1週間くらい、メールが来ます。 「この支払い、内容は何ですか」 「これ、先月と同じものが2回入っていませんか」 「この科目、去年と違いますが理由はありますか」 修正のお願い、という形で来ます。でも実際に来ているのは質問です。それが数日にわたって続きます。 これは他社の話ではありません。弊社、山崎メディアミックスの話です。 私たちは経理の入力を自社でやっています。税理士さんには決算だけをお願いしている。だから決算書類を出したあとに、まとめて質問が来る。1年分をさかのぼって、何ヶ月も前の伝票について「これは何ですか」と聞かれる。 答えるほうは、当然すぐには思い出せません。通帳を見返し、請求書の束をめくり、メールを検索する。1件あたり10分で済めばいいほうです。 そしてこの作業は、決算の締切と同時に来ます。一番忙しいときに、一番思い出しにくいことを聞かれる。 私は20年以上この会社をやってきて、毎年これをやっています。そのうえで、今年はっきり分かったことがあります。 経理で本当に大変なのは、入力じゃない。確認だった。.
清彦 山崎
9月15日読了時間: 8分


「今は教育のフェーズじゃない」と断られた。その断り文句が、次の商品の説明でした
先日、1年ぶりにあるお客様を訪ねました。越谷近郊の製造業の会社です。1年前、ベテラン作業者の業務承継の映像を撮影させていただいたご縁です。 持っていったのは、AI技トレ(ExpertSYS)という商品でした。66万円。ベテランの頭の中にある「これはこうやる」を、動画つきのFAQにしてAIに答えさせる仕組みです。技能承継、機械の使い方、書類の出し方。製造業の困りごとに、まっすぐ当たる商品だと思っていました。 しかし、社長の返事は、こうでした。 「今は売上が良くない。教育のフェーズじゃない」 不成立です。その場では終わりました。 ただ、このお話はここで終わりません。この一言が、次に売るべきものの説明そのものだったのです。 断り文句は、拒絶ではなく申告だった 営業をしていると、断り文句はたくさん浴びます。「今は忙しい」「予算がない」「うちには早い」。私も20年、映像の仕事で数え切れないほど言われてきました。 私が営業が苦手だと思ってしまったのはこれがあってです。 長いあいだ、私はそれを「NO」として受け取っていました。だから引き下がるか、値引きを考える
清彦 山崎
9月9日読了時間: 8分


補助金が使えないんじゃない——「補助金の話ができるAI屋」がいないだけ
「AIを入れたい」で止まっている社長は、だいたい同じところで止まっている 越谷やその周辺で、経営者の方とお話ししていると、同じ言葉を何度も聞きます。 「AIね、うちもやったほうがいいとは思ってるんだよ」 そのあとに続くのは、たいてい次のどちらかです。 「でも高いんでしょ」 「でも、誰に頼めばいいのか分からない」 私たちは、この二つは別々の悩みではないと思っています。同じひとつの詰まりの、表と裏です。 「高い」で止まっている社長は、実は金額そのものより先に、その金額が妥当なのかを一緒に考えてくれる相手がいないことで止まっています。見積もりが1枚あっても、それが高いのか安いのか、判断する材料がない。比べる相手もいない。だから決められない。 そして「補助金が使えるらしい」という話を聞いても、今度はこうなります。 「じゃあ、その話は誰にすればいいんだ?」 ここから先が、この記事の本題です。 補助金が使えないのではありません。話ができる相手が、構造的に少ないのです まず、はっきりさせておきたいことがあります。 AIツールの導入で、補助金が使えるケースはあり
清彦 山崎
9月1日読了時間: 11分


「入れば必ず、何か役に立つ」——YMMがタダで作ってしまう理由
私が尊敬している、ある営業マンの話 私が尊敬している営業マンがいます。飛び込みで、何件も仕事を取ってくる人です。 なぜあの人は取れるんだろう、と長いこと考えていました。口が上手いから、ではありません。押しが強いから、でもない。あの人と話していて分かったのは、たった一つのことでした。 「自分がそこに入れば、必ず何か役に立つ」と、本気で思っている。 これだけです。だから断られても折れない。売りに行っていないからです。売りに行った人は、断られると自分を否定された気になります。でも「役に立ちに来た」人は、断られても「今日は要らなかっただけだな」で終わる。翌日また別の扉を叩ける。 この話を、私たちの会社に置き換えたらどうなるか。それが今日書きたいことです。 結論から言うと、こうなりました。 呼ばれてから行くのをやめて、入った先で必ず何か置いてくる。 きれいごとに聞こえるかもしれません。ですので、この3年で実際に何を置いてきたのか、具体的に3つ並べます。全部、越谷とその周りで起きたことです。 置いてきたもの その①:七夕のアプリを、無料で作った...
清彦 山崎
8月26日読了時間: 10分


「なぜ、うちの会社なのか」——高校生にそれを聞く前に
面接官の席に、4年座っています 私は高校の模擬面接官を4年やっています。生徒の面接練習の相手役です。埼玉県越谷市で映像制作とAIの会社をやっている人間が、なぜ面接官の席に座っているのか。ご縁があって呼ばれ、続けているうちに4年になりました。 私が生徒に言っていることは、ひとつだけです。 「自分のストーリーを乗せて、なぜその会社に行きたいのかを話して」 これしか言いません。話し方の型も、模範解答も教えません。あなたがこれまで何をしてきて、その先にどうしてこの会社があるのか。そこを自分の言葉でつなげてくれ、と伝えています。 生徒たちは真面目です。言われたとおり、自分のストーリーを一生懸命に組み立てようとします。 ただ、練習を重ねるうちに、私のほうが気づいたことがありました。 生徒が持っている材料の量が、あまりにも少ない。 「なぜその会社か」を語る材料は、どこにあるのか 考えてみてください。高校生が「なぜ御社なのか」を語るには、御社のことを知っていなければ話になりません。 では、その子は御社の何を知っているのか。 手元にあるのは求人票です。会社の名前、
清彦 山崎
8月18日読了時間: 8分


AIのトラブル、社外の専門家しか相談先がない——越谷の中小企業が、社内にAIの知識を溜めていく順番
「何かあったとき、誰に聞けばいいんですか」 先日、越谷でAIの話をしていたときのことです。ひととおり説明が終わったあと、社長さんがぽつりとおっしゃいました。 「AIを導入するのはいい。でも、動かなくなったとき、うちの誰に聞けばいいんですか」 これは、とても正しい心配です。 パソコンが壊れたら、出入りの業者さんに電話する。コピー機が止まったら、リース会社のサポートに電話する。では、AIがおかしなことを言い始めたときは、どこに電話するのか。 大企業には情報システム部があります。専任の担当者がいて、社内で切り分けができる。けれど、社員数人から数十人の会社に情報システム部はありません。社長がパソコン係を兼ねている会社も、越谷にはたくさんあります。 つまり、相談先が最初から社外にしかない。 これがAIで止まる、いちばん大きな理由だと私たちは見ています。 技術がむずかしいから止まるのではありません。「困ったときにどうにもならない」から、そもそも始められない。 この記事では、中小企業がAIでつまずく代表的な5つの場面を挙げたうえで、私たちが自分の会社で実際にや
清彦 山崎
8月13日読了時間: 11分


スマホ動画が続かない会社へ。私たちが講義で最初に伝えるのは「3秒」です
「動画、うちもやったほうがいいですよね」 越谷で経営者の方とお話ししていると、この一言をよく聞きます。そして、その次に必ず続くのがこちらです。 「一回やってみたんですけどね。……続かなくて」 私たち株式会社山崎メディアミックス(YMM)は、埼玉県越谷市で映像制作を20年以上やってきた会社です。加えて、企業や団体に向けたショート動画の講義を、これまで30講義以上させていただきました。その中で、受講される方の一番の悩みが「テクニック」ではないことが、はっきり分かってきました。 一番の悩みは、「続かない」です。 この記事では、私たちが実際に全10回の講義でお伝えしたこと、そして受講された団体さんの再生回数が実際に動いたときに何をしていたのかを、そのまま書きます。読み終わったら、明日の朝からスマホでできることが1つ残るように書いたつもりです。 CDOTさんで、全10回の講義をやりました 以前、CDOT(シードー)さんで、映像制作——とくにスマートフォンでの映像制作についての講義を、全10回にわたって担当させていただきました。 集客は、CDOTさんが商工会
清彦 山崎
8月11日読了時間: 9分


見積書の「一式」で止まっていませんか——映像・AIの値段が読めない理由
「お見積り、一式で120万円です」 映像を頼もうとして、こういう見積書を受け取ったことはありませんか。 ``` 映像制作一式 1,200,000円 諸経費 120,000円 ―――――――――――――――――― 合計 1,320,000円 ``` 紙は1枚。数字は2つ。書いてあることは、ほぼ何もない。 社長は困ります。高いのか安いのか分からない。値切っていいのかも分からない。「じゃあ100万円になりませんか」と言ったとき、何が削られるのかが分からない。削られたものが、実は一番大事な部分かもしれない。 だから決められず、見積書は机の端に置かれたまま3か月経ちます。私たちが越谷や近隣の経営者からいちばんよく聞くのは、「高くて断った」ではなく「分からなくて止まった」という話です。 この記事では、なぜ映像やAIの見積りは中身が見えないのか、その理由を正直に書きます。そのうえで、社長が明日の相見積りで使える「内訳の見方」をお渡しします。YMMに頼まなくても使える話です。 なぜ「一式」になるのか——3つの、わりと正直な理由 業界を責めたいわけではありません。
清彦 山崎
8月6日読了時間: 10分


「講義を撮りたいけど時間がない」——2日で20本撮る段取りの話
この記事で言いたいこと(1行) 「講師を長く拘束できない」「編集に何ヶ月もかけられない」——その悩みは、撮り方の段取りで解けます。 講義動画がなかなか作れない、本当の理由 「社内の講義や研修を動画にしたい」。よくいただく相談です。でも、たいてい止まる。理由は2つあります。 ひとつは、講師の時間です。専門家ほど忙しく、何日も収録に付き合ってもらうのは難しい。社内のベテランに講師をお願いする場合も、その人が現場を離れる時間は、そのまま業務の穴になります。もうひとつは、編集期間です。撮ったあと「納品まで数ヶ月」と言われて、そのうち予算や優先順位が変わり、話そのものが流れてしまう。この二つが、講義動画をあきらめさせる大きな壁になっています。 実例:教育コンテンツ20本を、2日で 抽象的な話だけでは伝わりにくいので、実際にやった仕事の数字を出します。 ある教育コンテンツの制作では、20本を約120万円で、2日間で撮り切りました。1日あたり10〜12本のペースです。「20本も撮るなら、何週間もかかるのでは?」と思われるかもしれませんが、そうはなりませんでした
清彦 山崎
8月4日読了時間: 6分


AI導入に補助金を使いたいのに、頼める相手が見つからない——その構造の話
AIを使った補助金でちょうどいい業者が見つからないのは制度のせいかもしれません。
清彦 山崎
7月30日読了時間: 6分


「AIの提案を疑える人」は、現場で20年やってきた人のこと
「AIに詳しい人」を探しても、うまくいかない理由 「AIを入れたいんだけど、うちみたいな会社でも使えるのかな」——越谷や埼玉東部の経営者の方から、こういう相談をよくいただきます。そのとき多くの方が、まず「自社の分野でAIに詳しい人はどこにいる?」と探し始めます。でも、たいていそこでつまずきます。 理由はシンプルです。AIは、あなたの会社のことを何も知らないからです。 私たちは、AIのことを「会社固有の知識を持たない、優秀な新入社員」だと考えています。地頭はいい。言葉づかいも丁寧。計算も速い。でも、あなたの現場で何が起きているかは知りません。だから、どこかで拾ってきたような平均的で当たり障りのない答えしか返せない。よそ行きの言葉は上手でも、あなたの会社の“正解”は持っていないのです。 つまり、本当に必要なのは「AIに詳しい人」ではありません。AIに教え込む側の人間——「自分の仕事の正解を知っている人」です。それは多くの場合、その現場で20年やってきた人のことです。 現場には、AIが知らない“言葉”がある 具体的な話をします。 以前、ある運送倉庫の会
清彦 山崎
7月28日読了時間: 6分


うちわのQRコードは読まれたのか?夏祭りアプリと集計の話
夏祭りの定番、うちわに仕掛けを 今年もせんげん台に夏祭りの季節がやってきました。7月18日・19日の2日間にわたって開催された千間台西口商店会の夏祭り。会場で配られたのは、加盟店の名前が提灯やひまわりのイラストに散りばめられた、涼しげなうちわです。手に取るとつい、知っているお店の名前を探してしまうデザインです。 そしてこのうちわ、裏返すと真ん中にQRコードが印刷されています。ここが今年の仕掛けです。YMM(株式会社山崎メディアミックス)は、このQRコードの先にあるWebアプリの制作で協力させていただきました。 読み取るたびに、商店会のお店に出会える QRコードを読み取ると、商店会の加盟店がランダムで表示され、お店の情報と場所がわかる仕組みになっています。 https://ymm4u.com/sgdw おみくじのような感覚で、読み取るたびに違うお店に出会える。うちわを片手に「へえ、こんなお店あったんだ」と眺めてもらえたら、それだけで商店会を知る入口になります。お祭りのにぎわいの中心はどうしても飲食の屋台になりがちですが、商店会には薬局も、学習塾も、
清彦 山崎
7月21日読了時間: 3分


七夕まつりの後日譚。アプリが言葉の壁を越えた日
せんげん台の七夕まつりが終わって、少し経った頃のことです。 埼玉県立大学の学生さんから、動画と写真が届きました。 そこに映っていたのは、留学生の皆さんが七夕アプリの画面をのぞき込みながら、作品を選んでいる様子。私が知らないところで、このアプリは新しい役割を果たしていたのです。 前回の記事では、七夕まつりを支えたWebアプリの仕組みと、イベント初日に「その日のうちに機能を追加した」出来事を書きました。今日はその後日譚と、そこから生まれた次の構想についてお話しします。 「翻訳、どんぴしゃで出ますよ」 この試みを行ってくださったのは、埼玉県立大学の文化人類学がご専門の浅川泰宏教授です。 浅川先生は、昨年からせんげん台七夕まつりに参加されている方で、今回のアプリ開発でも、企画の段階からさまざまなご意見をいただきながら一緒に作ってきました。 その浅川先生が、祭りの最終日あることに気づかれます。 このアプリはWebブラウザで動く。ということは、ブラウザの翻訳機能で文字を英語に変換できるのではないか――。 現地で試しに動かしてみたところ、作品の写真と一緒に掲載
清彦 山崎
7月15日読了時間: 4分


商店街×大学×小学校をつないだ七夕アプリの舞台裏
せんげん台七夕祭り2026Webアプリ 7月4日、せんげん台西口エリアの七夕まつりが、おかげさまで大盛況のうちに幕を閉じました。 当日、私はメインブースの近くにいました。 「うちの子の短冊、どこにあるんですか?」 そう聞かれるたびに、スマホの画面を一緒にのぞき込みます。小学校を選んで、学年を選んで、クラスを選ぶ。すると、短冊が飾られているお店の名前と地図が表示される。 「あ、あのお店ですね!」と歩き出す親子の背中を、当日だけで10組以上お見送りしました。 その画面に映っていたのが、今日ご紹介するWebアプリです。 この記事では、今年の七夕まつりを支えたアプリの仕組みと、イベント当日に現場で起きた「ある出来事」を、自治体や商店街振興組合の皆さまに向けてお伝えします。 「どこに飾ってあるの?」を解決するアプリ 七夕祭り2026アプリ https://ymm4u.com/tanabata2026/ 今年のせんげん台の七夕まつりには、3つの主役がいました。 ひとつめは、千間台小学校と大袋北小学校の児童たちが書いた短冊。 ふたつめは、埼玉県立大学で民俗学を
清彦 山崎
7月7日読了時間: 5分


「儲かっていないから、いい」── 種まきの季節に届いた、ひとつの講義依頼
先日、日本大学商学部・長谷川英伸先生の研究室を訪問してきました。 長谷川先生は、以前から埼玉中小企業家同友会の景況調査レポートを書いてくださっている方です。その視点や姿勢に前々から強く共感していて、思い切ってお願いし、研究室にお邪魔させていただきました。 会ってみると、思った以上に意気投合。AIを使ったさまざまな提案、産学連携のアイデア、そして中小企業がいま置かれている状況とこれからの話まで、話題は尽きませんでした。研究室での議論だけでは収まりきらず、近くの中華屋さんに場所を移しての懇親会(サシ飲みです・笑)まで。気づけば、かなり濃い一日になっていました。 「儲かっていないですよ?」「だからいいんです」 その流れのなかで、こんなお話をいただきました。 「山﨑さんに講義をしてほしいのだけど」 正直に「え? だってうち、儲かってないですよ?」と返したところ、先生は少し恐縮しながら、こうおっしゃいました。 「だからいいんです」 失礼な言い回しですみません、と気を遣ってくださったのですが──これが、まさに核心を突いた言葉でした。 弊社YMMは、ありがたい
清彦 山崎
6月30日読了時間: 3分
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