中学生が2日間で挑戦!最新テクノロジーと映像制作で未来を創造する
- 清彦 山崎
- 8月19日
- 読了時間: 3分
更新日:8月22日

レポート:山﨑清彦
2025年8月18日・19日の2日間、春日部みどりのパークにて、公益社団法人日本青年会議所関東地区埼玉ブロック協議会(JC)主催のイベント「2daysチャレンジ~想像力とテクノロジーで未来を創造しよう!」に映像制作の講師として参加させていただきました。
複雑な学習を2日間で実現するチャレンジ
このイベントの趣旨は、中学生たちが最新のテクノロジーを学習し、それを社会問題の解決に活かすアイデアを映像にまとめるというものでした。埼玉県内在住の中学生30名が参加し、通常なら数週間かけて行うような複雑な学習を、なんと2日間で完成させるという壮大なチャレンジでした。
映像制作の本質を伝える
当初、JCの方々は動画をパワーポイントの資料のような形で捉えていらっしゃいました。しかし、映像は「人に伝える」という点において、より構成が重要であることをお話しさせていただきました。
そこで、プログラムの最初に「映像とは?」という講義を行い、映像制作の基本的な考え方や構成の重要性について解説しました。その中で、私は参加者の中学生たちに「成功の反対は失敗ではなく、チャレンジしないこと」というメッセージを伝えました。
最新テクノロジーの体験学習
講義の後、中学生たちは以下の最新テクノロジーを実際に体験しました:
自動お掃除ロボット
ドローン(農業用、測量用、輸送用)
水中ドローン
自動運転トラクター
VR(バーチャルリアリティ)
3Dプリンター
これらの技術に触れながら、様々な社会問題についても学び、それぞれがシナリオを構築していきました。
中学生の驚くべき対応力
このチャレンジで最も驚かされたのは、中学生たちの対応力の高さです。基本的な操作方法を教えただけにも関わらず、彼らは次々にアプリの機能を試し、創造的で楽しい動画を制作していきました。
最終的に、参加者全員が1〜2分のショート動画を完成させ、保護者の方々に披露することができました。
参加者からの反響
イベントの最後に「楽しかった人!」と尋ねたところ、全員が勢いよく手を挙げてくれました。また、以下のような感想や質問をいただきました:
「楽しかった」
「編集の大変さがわかった」
「普段はどんなアプリを使っているのですか?」
多くの質問を受け、中学生たちの映像制作への関心の高さを実感しました。
このイベントの真の価値
このイベントで最も重要だったのは、「子どもたちの楽しかったというプラスの記憶の体験」です。成功体験や「あともう少しやれたら...」という悔しい体験を通じて、子どもたちがこれからの人生の目標を見出すきっかけになれば、これほど意義のあることはありません。
最後に私から参加者に伝えたのは、「今後は自分の身の回りの問題に対して、同じように動画を作ってみてください」ということでした。今回の経験を活かして、日常生活の中でも映像という手段を使って何かを伝える、問題を解決するアイデアを表現することにチャレンジしてほしいと願っています。
今後に向けて
このような映像制作を通じた教育プログラムに興味をお持ちの団体の皆さま、ぜひお問い合わせください。今回の経験から得たノウハウや、効果的なプログラム構成についてアドバイスできることがたくさんあります。
未来を担う若者たちが、テクノロジーと創造力を武器に社会課題に立ち向かう姿を見ることができ、大変充実した2日間でした。
イベント概要
イベント名:2daysチャレンジ~想像力とテクノロジーで未来を創造しよう!
実施日:2025年8月18日(月)・8月19日(火)
開催時間:9:30~16:30
会場:春日部みどりのパーク
対象者:埼玉県内在住の中学生
主催:公益社団法人日本青年会議所関東地区埼玉ブロック協議会

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