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うちわのQRコードは読まれたのか?夏祭りアプリと集計の話




夏祭りの定番、うちわに仕掛けを

今年もせんげん台に夏祭りの季節がやってきました。7月18日・19日の2日間にわたって開催された千間台西口商店会の夏祭り。会場で配られたのは、加盟店の名前が提灯やひまわりのイラストに散りばめられた、涼しげなうちわです。手に取るとつい、知っているお店の名前を探してしまうデザインです。

そしてこのうちわ、裏返すと真ん中にQRコードが印刷されています。ここが今年の仕掛けです。YMM(株式会社山崎メディアミックス)は、このQRコードの先にあるWebアプリの制作で協力させていただきました。


読み取るたびに、商店会のお店に出会える

QRコードを読み取ると、商店会の加盟店がランダムで表示され、お店の情報と場所がわかる仕組みになっています。

おみくじのような感覚で、読み取るたびに違うお店に出会える。うちわを片手に「へえ、こんなお店あったんだ」と眺めてもらえたら、それだけで商店会を知る入口になります。お祭りのにぎわいの中心はどうしても飲食の屋台になりがちですが、商店会には薬局も、学習塾も、美容室もある。ランダム表示にしたのは、そうしたお店にも光が当たるようにという意図からでした。


「配って終わり」にしないために、集計システムも作りました

さて、ここからが今回の本題です。

うちわのような販促物には、昔からひとつの弱点があります。配ったあと、どれだけ使われたのかがわからないことです。何百本配っても、QRコードが実際に読まれたのか、どのお店が見られたのかは、普通は誰にも確認できません。

そこで今回は、アクセスを集計するシステムもあわせて開発しました。ページが何回表示されたか。何人が訪れたか。どのお店が、何回、何秒見られたか。それが管理画面でひと目でわかる仕組みです。

結果、数字ははっきり出ました。開催からわずか3日間で、ページ表示は60回。訪れた人は推定49人。そして店舗ページの閲覧は92回にのぼりました。アクセスはお祭りの期間に集中し、終わったあとも少しずつ見られ続けています。時間帯で見ると、午前10時ごろと、夜の19時から22時ごろに山がある。うちわが家に持ち帰られて、夜にゆっくり眺められている様子まで想像できます。

やはり人気のお店はよく検索されます。一方で、飲食店だけでなく、薬局や学習塾、美容室、携帯ショップといったお店にもきちんとアクセスがあり、中には1分以上じっくり読まれている店舗ページもありました。「イベントでにぎわうのは飲食店ばかり」と言われがちな商店会イベントで、それ以外のお店にも関心が届いたことが、数字で確かめられたのです。


販促物が「効果を測れるメディア」に変わる

うちわは配って終わり。チラシは撒いて終わり。これまで当たり前だったことが、QRコードとアプリ、そして集計の仕組みを組み合わせるだけで変わります。販促物そのものが、効果を測定できるメディアになるのです。

どのお店が関心を集めたのか。何時ごろ見られているのか。こうした数字は、次のイベントの企画にも、商店会の会合での報告にも、そのまま使える材料になります。「やってよかった気がする」ではなく、「これだけ見られました」と言える。この違いは、活動を続けていくうえで小さくないはずです。

この仕組みは、夏祭りに限らず、商店会や自治体のさまざまなイベント・地域振興の場面に応用できます。「うちのイベントでも効果を見えるようにしたい」と感じた商店会・自治体のご担当者様は、ぜひ一度ご相談ください。うちわ1本から、地域の数字は見えてきます。



 
 
 

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