「想いはあるのに、形にする時間がない」― 社内広報紙という"最初の一歩"
- 清彦 山崎
- 9 時間前
- 読了時間: 4分

先日、埼玉県内の建設会社で執行役員を務める女性経営者の方とお話しする機会がありました。
社員数は約30名。ご主人が社長を務め、彼女は経理・総務・人事を担当しながら、会社の「組織づくり」に日々取り組んでいます。
「畑の土を柔らかくしている」
彼女は自分の活動をそう表現しました。
社員一人ひとりと向き合い、話を聞き、時には一緒に現場に入り、少しずつ組織の空気を変えていく。派手なことはしない。でも、確実に変わっていく。
「引退した後も、みんなで回せる組織を作りたいんです」
その想いは明確でした。
でも、形にならない
彼女には課題がありました。
「動画を作りたいんです。でも時間がない」
「社員みんなに想いを届けたい。でも30人を集めて話す機会がない」
「自分がやっていることを、会社として認めてもらいたい。でも、自腹でやってるから…」
想いはある。行動もしている。でも、それが「形」になっていない。
この悩み、実は多くの中小企業の経営者や幹部の方が抱えているものです。
なぜ「社内広報紙」なのか
私が提案したのは、いきなりSNSや動画ではなく、社内広報紙でした。
理由はシンプルです。
動画やSNSは確かに効果的ですが、継続するハードルが高い。撮影、編集、投稿、コメント対応…。忙しい経営者にとって、これを毎週・毎月続けるのは現実的ではありません。
一方、広報紙には次のような利点があります。
制作負担が比較的軽い
全員に同じ情報を同時に届けられる
「会社として発行する」という公式な形になる
読み返せる、手元に残る
そして何より、社員のモチベーション向上と帰属意識を高めるというシンプルな効果があります。
私自身の経験から
実は私は、国際医療福祉大学で2年間にわたり大学の広報誌制作に携わってきました。
その経験で実感したのは、広報誌の力は「情報を伝える」だけではないということです。
「自分の部署が取り上げられた」「自分の名前が載った」「自分の仕事が認められた」
たったそれだけのことで、人のモチベーションは驚くほど変わります。帰属意識が高まり、「この組織の一員である」という実感が生まれる。
これは大学でも、中小企業でも同じです。
「話すだけ」で形になる仕組み
建設会社の彼女に提案したのは、ヒアリング中心の制作フローです。
月1回、2時間ほどお話を聞く
その内容をAIも活用しながら文書化・レイアウト
素案を確認いただき、赤入れ
修正して納品
彼女がやることは「話す」と「赤を入れる」だけ。文章を書く必要はありません。
想いがある人には、必ず伝えたいことがあります。それを引き出して形にするのが、私たちの役割です。
広報紙から始めて、SNSへ
ここで重要なのは、広報紙はゴールではなく、入口であるということです。
私が考える中小企業の情報発信には、段階があります。
Step 1:社内広報紙 まずは社内に向けて、想いを形にする。社員のモチベーションと帰属意識を育てる。
Step 2:社外への展開 広報紙で蓄積したコンテンツを、Webサイトや簡単なSNSに展開する。
Step 3:動画・SNS本格運用 社内外で「伝える」経験を積んだ上で、動画やSNSに挑戦する。
いきなりSNSや動画から始めると、ネタ切れ、時間切れ、モチベーション切れで挫折しがちです。でも、広報紙という「土台」があれば、無理なくステップアップできます。
まさに「畑の土を柔らかくする」ことから始めるのです。
まだ、始まっていません
正直に言うと、この建設会社の案件はまだ正式にスタートしていません。
提案書をお渡しして、サンプルを作って、社長にご説明して…というステップがこれから続きます。
でも、やりたいと思っています。
彼女の「畑の土を柔らかくする」という活動を、広報紙という形で支えたい。
想いを形にしたい方へ
もしあなたが、
伝えたいことがあるのに、形にする時間がない
社員や顧客に届けたい想いがあるのに、手段がわからない
「話す」ことはできるけど、「書く」のは苦手
SNSや動画はハードルが高いと感じている
そんな悩みをお持ちなら、ぜひ一度お話しさせてください。
広報紙という「最初の一歩」から、あなたの想いを形にするお手伝いをします。
隔月でも季刊でもいいと思います。 まずは社員を経営に向き合う仕組みとして広報誌がお役に立てると思います。
弊社の広報誌は1回あたり5万円(税抜き)から始められます。
広報誌の様々なメリットを伺ってお話させていただくこともできます。
是非ご連絡ください。




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