「同じ会社のデータなのに、毎回そろえ直していた」——焼き鳥屋さんとの雑談で、ある社長が話してくれたこと

昨日収録のあと、雑談の席でのことです。
その日一緒にいたのは、焼き鳥屋さんの店主でした。お店をひとりで切り盛りしている、いわゆる1人社長です。収録が終わって肩の力が抜けたころ、話が経理のことになりました。
店主さんの悩みは、2つでした。
ひとつは、経理に時間を食われること。仕込みも、焼きも、お客さんの相手も自分。そのうえで帳簿もつける。1人社長は、とにかくやることが多い。
もうひとつは、炭火を起こすのが大変なこと。
炭のほうは、先に正直に書いておきます。こればかりは、AIでは楽になりません。 火を起こすのは、今も人の手です。ただ…この炭もかなり技術革新がすすんでいるみたいで…それはまた別のお話。
経理の話に反応したのが、その場にいた、福祉の事業をしている会社のS社長でした。S社長の会社には、私たちのAI経理を入れていただいています。
この記事は、そのときS社長が話してくれたことの記録です。
「同じ会社のデータなのに」
S社長が話してくれたのは、AI経理を入れる前に毎回やっていた作業のことでした。
※ここから先のS社長の話は、その場で伺った内容を私たちがまとめたものです。
S社長の会社では、既製のソフトをいくつか使っています。ところが、ソフト同士をつなげるには、別の料金を払う必要がありました。小さな会社で、そこにお金をかけるのは難しい。
では、どうしていたか。
片方のソフトから、データをダウンロードする。
もう片方のソフトが読める形式に、手でそろえる。
そして、アップロードする。
同じ大手システム会社のデータです。 中身は何も変わっていません。形をそろえ直しているだけです。それを、経理をするたびにダウンロードして整えて…を延々とやっていた。
ところがAI経理を入れてからは、ダウンロードしたデータを、AIが一瞬で決まった形式にそろえてくれるようになりました。S社長いわく、1回の経理作業が劇的に短くなったそうです。
そして店主さんにAI経理を勧めながら、S社長はこう言っていました。
「経理がめちゃくちゃスムーズになった、山﨑さんは魔法使いだよ」
念のため書いておくと、店主さんがAI経理を入れたわけではありません。この日は、話を聞いてもらっただけです。
私たちが説明してきたのは、「確認」の話でした
AI経理については、以前このブログで「経理で本当に大変なのは、入力じゃなくて確認だった」という記事を書きました(【経理で本当に大変なのは、入力じゃなくて確認だったリンク:9/15の記事URL】)。
S社長の話は、その記事には書いていなかった手間でした。入力でもなく、確認でもない。その手前にある、「形をそろえ直す」作業です。
聞いていて引っかかったのは、「同じ会社のデータなのに」というところでした。
「形式合わせ」は、たぶんどこの会社にもある
ここからは、私たちの見方です。
S社長の話は、福祉の会社だけの話ではないと思います。
小さな会社でも、お金のデータの出どころはいくつもあります。銀行の明細、カードの明細、レジのデータ、請求書を作るソフト、会計ソフト。どれも、それぞれ便利です。
ただ、それぞれが自分の形式でデータを出してきます。たとえば、こういう違いです。
日付が「2026/10/06」で出るものと、「10月6日」で出るもの
列の並び順が違う
金額にカンマが入るものと、入らないもの
1行目に見出しがあるものと、ないもの
人が見れば、どれも同じ意味です。でも受け取る側のソフトは、形が違うと読んでくれません。だから誰かが間に入って、そろえ直すことになります。
この作業には、困ったところが2つあります。
1. 名前がついていない
「形式合わせ」という仕事は、たいてい業務の一覧に載っていません。「経理に時間がかかる」の中に、ひとまとめにされています。
名前がついていない作業は、減らそうという話になりません。何に時間を取られているのか、本人もはっきりとは言えないからです。S社長の話が具体的だったのは、ダウンロード、そろえる、アップロード、と手順で言えたからだと思います。
2. やり方が、その人の手にしか残っていない
どの列をどこに動かすか。日付をどう直すか。こういう細かい手順は、たいてい書き残されていません。毎回やっている人の手が覚えています。
1人で全部やっている店主さんなら、なおさらです。休めば止まりますし、ほかの誰かに頼むこともできません。
うちにもあるか、数えてみてください
商品の話の前に、私たちに頼まなくてもできることを書きます。
自分の会社の「形式合わせ」を、一度だけ数えてみてください。 紙1枚あれば足ります。
経理のたびに、どこかからダウンロードしているデータを書き出す(銀行、カード、レジなど)
そのうち、ほかのソフトに入れる前に手で直しているものに、印をつける
印のついた作業に、1回あたり何分かかっているかを横に書く
印が1つもなければ、この記事の話はあなたの会社には関係ありません。それが分かっただけでも十分です。
印がついたら、もう1つだけ。使っているソフトに、連携のための別料金のプランがあるかを調べてみてください。その料金と、3で書いた時間を比べてみる。料金を払ってつないだほうが早いなら、それが正解です。私たちに相談する必要はありません。
私たちがやっていること
それでも手でそろえる作業が残る会社に向けて、私たちはAI経理をやっています。
ソフトを売るサービスではありません。 新しい会計ソフトを入れてもらうわけではありません。お伺いして、その会社の経理のやり方を一緒に言葉にし、手作業になっているところをAIに任せる形にしてきます。S社長の会社では、その中に形式合わせが入っていました。
私たちは経理を代わりにやるわけではありませんし、税理士でもありません。判断するのは、これまでどおり社長と経理の方と、税理士さんです。
お値段
AI経理:66,000円(税込)
数字だけを置くのは私たちのやり方ではないので、内訳を書きます。
訪問:1回
その後:リモートで、使いながらバージョンアップしていきます
ご相談:メッセージで対応します
交通費:(要確認)
ご相談は無料です。上の「数えてみる」をやってみて、形式合わせがほとんどない会社や、連携の料金を払ったほうが早い会社には、そうお伝えします。
最後に
炭火は、人が起こすしかありません。
でも、同じ会社のデータを毎回そろえ直す作業は、人がやらなくてもいい作業かもしれません。
1人で全部やっている方ほど、手放せるものから手放していい。昨日の雑談を聞いていて、そう思いました。
そう思った時に、社長向けの経理チャッカーを作りました。社長さんは経理のことどれだけわかっていますか?
診断してみてひょっとしたら?と思ったら問い合わせください。
株式会社山崎メディアミックス
埼玉県越谷市/映像制作20年以上/AIコンサルティング/VibeCording®によるアプリ開発





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