スマートフォンで撮影をする時、完全にスマートフォンにお任せで撮影していることのほうが多いと思います。
ただ、それだとスマートフォンが思わぬ反応をしてしまった時に撮影したいものがボケてしまうことも起きてしまいますね。
そこで撮影する時にピントを自在にあやつること、これをタッチフォーカスといいます、を今回はお伝えしていこうと思います。
目次
■ 1.タッチフォーカスとは? ■
タッチフォーカスは、スマートフォンのカメラ機能の一つで、画面上の任意の点をタップすることで、その点にピントを合わせる機能です。
これにより、被写体の特定の部分に簡単に焦点を合わせることができます。
この際、実はピントだけでなく絞りも同時に対象に合わせて浮きあげます。
撮影したいものを浮き上がらせることで、対象を強調させ目立たせます。
伝えたいものが全体ではなく【個】の場合はタッチフォーカスでピントを対象のみにあわせるように心がけましょう。
■ 2.タッチフォーカスの基本的な使い方 ■
タッチフォーカスはスマートフォンであれば同じようにしようできます。
具体的には以下のように使うことができます。
カメラアプリの起動
スマートフォンのカメラアプリを開きます。
被写体の選択:
撮影したい被写体をカメラのフレーム内に収めます。
フォーカスポイントの設定:
画面上でピントを合わせたい部分をタップします。
例えば、人物の顔や特定のオブジェクトなど、強調したい部分にタップします。
ピントの確認:
タップした後、画面上でピントが合ったことを確認します。
一部のスマートフォンでは、タップした部分にフォーカスフレーム(四角い枠)が表示されることがあります。
■ 3.タッチフォーカスの応用 ■
被写体の追跡:
動く被写体に対しては、タップしてフォーカスを合わせた後、被写体が動いてもフォーカスを維持する機能が有効です。
この機能は、特に動物や子供など動きの早い被写体を撮影する際に有用です。
露出の調整:
多くのスマートフォンでは、タッチフォーカスを使用すると同時に露出も調整されます。
フォーカスを合わせた部分が暗すぎるまたは明るすぎる場合、画面をスワイプして露出を調整できます。
ピントの固定:
タッチフォーカスでピントを合わせた後、その部分を長押しすると、ピントと露出が固定される「AE/AFロック」機能を利用できます。
これにより、カメラを動かしてもピントが変わらないため、一貫性のある撮影が可能になります。
ピントを固定する方が良い場合の具体例
カメラから一定の距離で対象者が画面内を左右に動く場合
対象者の手前に何かが横切りそうな場合
このような場合はロックしたほうがいいです。
オートフォーカスはスマートフォンが【メインの対象】と認識したものを自動的に追ってしまうのです。
なので、画面内に他のものが現れた場合、特に対象者の前に現れた場合は勝手に変えてしまいます。
注意してください。
■ まとめ ■
タッチフォーカスは、スマートフォンのカメラで被写体に簡単かつ正確にピントを合わせるための強力なツールです。被写体の動きに合わせてフォーカスを維持したり、露出を調整したりすることで、より専門的な撮影が可能になります。
ピントと露出を固定することで、撮影の安定性と一貫性を高めることができます。
これらのテクニックを理解し、活用することで、映像初心者やビジネスで映像を使う方々も、スマートフォンを使って高品質なビデオ撮影を行うことができるようになります。
皆さんも是非タッチフォーカスを利用して【伝えたいこと】を目立たせてくださいね。
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