top of page

【自主的な社員を育てる】これからの社員教育とメタ認知

執筆者の写真: 清彦 山崎清彦 山崎


社員教育にメタ認知を取り入れることは、従業員の自己学習能力と問題解決能力を高め、組織全体の効率と効果を向上させることができます。


教材づくりをする場合、学習目標を設定することが最重要でした。

一昔前は教育効率というと

GIOやSBOあるいは一般目標や行動目標という名称の目標設定が行われていました。

しかし最近の教育のトレンドは


メタ認知


へとシフトしております。

メタ認知とは現在進行系で考えている自分の思考や行動を客観的に捉え蓄積し、それを必要に応じて活用し行動することで、自分自身の認知行動を把握する能力のことです。

もっともっと簡単に言うと


  • 「この問題を解くときに、どんなことを考えた?」

  • 「もっと良い答えを見つけるには、どうしたらいいと思う?」

  • 「今日学んだことをどうやって覚えておく?」


というように問題直接の教育よりも《問題がある時にどんな風に自分で考えるか?》を考えるものになっています。

メタ認知のあり方を社員教育に適用するには、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。


1. 自己反省の促進

  • 目標設定: 個人の目標や組織の目標に対して、従業員がどのように貢献できるかを自己評価させます。目標を明確にし、達成のための計画を立てさせることで、自己管理能力を養います。

  • フィードバックの活用: 定期的なフィードバックを通じて、従業員が自身の進捗を振り返り、改善点を自ら見つける機会を提供します。フィードバックは具体的で建設的なものであるべきです。

2. 学習戦略の開発

  • 効果的な学習方法の導入: さまざまな学習戦略(例えば、グループ学習、ピアラーニング、オンラインコースなど)を提供し、従業員が自分に合った学習方法を見つけられるようにします。

  • リフレクション(反省): 学習活動の後には、従業員に自分が何を学んだか、どのように応用できるかを考えさせ、自己反省の習慣をつけさせます。

3. 問題解決能力の強化

  • シナリオベーストレーニング: 実際の業務に即したシナリオを用いたトレーニングを行い、従業員が実際の問題解決をシミュレーションできるようにします。これにより、臨機応変な思考と問題解決スキルを養います。

  • 批判的思考の促進: 批判的に考え、複数の視点から物事を分析する訓練を行います。これにより、従業員はより効果的な意思決定ができるようになります。

4. 継続的な学習の奨励

  • 学習リソースの提供: 従業員が自ら学び続けられるよう、オンライン学習リソースや内部トレーニングプログラムへのアクセスを提供します。

  • 学習の積極的な奨励: 学習成果を共有する場を設け、学ぶことの価値を組織文化の一部として根付かせます。

このような効果が高い学習を行うことが出来ます。

何より大切なことは


自主的に問題を捉え解決していく能力の開発


ということになります。

このような考え方をベースにした教育映像を制作することが現在求められています。

社員教育にメタ認知を組み込むことで、従業員は自ら学習し、成長する能力を身につけ、組織全体が革新と改善を続けることができるようになります。


人伝に学習させていた従来型の社員教育にかける人手を極端に少なくさせる突破口は映像による教育になります。

その中でも注目されているのはスマートフォンによる教材の制作です。



でもお伝えしましたが今、教材自体をスマートフォンで作ることが可能です。

是非作ってみてください。


また、弊社ではメタ認知に対応した


動画+グループ討論&テストの教材づくり


にも対応した独自のメソッドも開発しております。

自社でコストを抑えて教材づくりをしたい場合にもパートナーとして御社のゴールに向けてお手伝いさせていただきます。

1時間の無料相談をしておりますので是非お話しを聞かせてください。



閲覧数:8回0件のコメント

Comments


bottom of page